精神的に弱いのは、悪なんだろうか
この人「強い」、て思う人と「弱い」と思う人の違いは
”決断”する事ができるか
実行する”覚悟”があるか
の2点だと思う
問題を抱えている時に
どういう決断を下せるのか
心理学的に4段階の決断パターンが定義されているそうで
レベル1・個人の損得のみで判断するパターン
自分からみてどうか、だけで判断するパターン
レベル2・ルール上どうなのかで判断するパターン
実情はさておき、ルール上どうなっているかで判断するパターン
レベル3・自分の信念で判断するパターン
ルールやモラルもあるが、実情も含めて統合的に判断するパターン
レベル4・全てを総合し、全員に最良の判断を下すパターン
ルールや、実情、各個人のモラル
そういった物を統合し、全員が少なくとも損をしない判断を下すパターン
といった定義があるそうだが
実際、強い人間ほど
よりレベルの高い判断を下している
どのレベルで物事を判断できているのかで
まず、その人間がどの程度のレベルなのか判断できるし
その次の実行の段階もある程度絞れてくるし
実際に行動可能なのか、行動しきれるのか
これもある程度予測できる
レベルの低い判断しかできない人間には
そもそも”実行する”という決断を取らない
実行した結果、自分に不利益が及ぶことを避けるから
何もしなかった事で相手に悪い結果が訪れるよりも
黙って見ておいて
結果悪くなっても自分に関係ないと逃げる
他の人はどうなのか知らないが
個人的にはかなりムカツクパターン
自分から前に出て相手を傷つけた時は責任を感じるのに
何もしなかったことで相手が傷ついた時は責任を感じにくい
どちらも、傷つけている事に変わりはないし
逃げただけなので、関係ない以外に言い訳できない
傷つけることになろうがなんだろうが
その方が良いと思うなら実行する覚悟
その結果訪れる内容を全て受け入れる覚悟
これがあるかどうか
”決断”する事ができるか
実行する”覚悟”があるか
この2点であらかた
人の強さは決まると思う
決断し、実行する覚悟がある人間は
言葉に自信があるし、迷いがないから
訴える能力が非常に高い
従うにしても
そういう覚悟がある人間のほうがよほど楽だろうし
仮に間違っていても
次も信じてみようと思いやすい
人間、無意識に楽な方に行く傾向があるし
自分から前に出るやつなどほぼ皆無だろう
でも、ほんとに必要なときには
必要なことをやってほしいと思う
決断や、実行を他人に頼ると
そこに言い訳が生まれる
それじゃ何も解決しないし
何も変わらない
特に悩んでいる奴は
その悩みから顔を背けている場合が多い
考える時間が長すぎた結果
答えはなんとなく見えてるのに
自分を正当化しようとして
変な方向に問題を置き換えたりしている
その結果、問題に関わる他の人間に迷惑をかけ
時に相手を傷つけている
こうなってくると本人の都合や経緯があるとはいえ
タダの加害者であり、倒すべき悪になってくる
弱い奴は、最終的には悪なんだろうかね
まぁ、よう分からん